私は2018年1月18日にアメリカのロサンゼルスで自己破産しました。泣
ある日突然、全く身に覚えのない請求書達が私の元に届くようになり、カード会社から毎日電話が来るようになる。
私は自分が知らない間に借金まみれになっていました。
この話は「私が自己破産をした」という事実より、「私が自己破産せざるを得なくなってしまった状況を作った詐欺師」のことを 伝えるためのものです。
今でも思い出すと、本当に本当にただただ悲しく、そして腹立たしい。行き場のない怒りがこみあげてきます。
なので、出来るだけ思い出したくはないのですが、、、
私自身が体験した詐欺を、心の負担にならないように少しずつ、ここで話していきたいと思います。
地獄の始まり
私の人生、地獄の始まりは、インターネットの出会い系でDの投稿を見た瞬間に始まってしまったのは間違いない。
Dは結婚してからもしばらく本性を隠していたし、一緒に住んでいた訳では無かったので、この時の私には気づきようもなく。(詐欺師は嘘が上手い)
そんな中で、私が自己破産にまでDに追い込されたきっかけになった、地獄の始まりになった。という確かな出来事はあります。
それは、お金を【⠀貸した⠀】こと
お金を貸した経緯
Dは詐欺師。人を騙してお金をぶんだくり、お金持ちの振りをする。
「ウチは金を持ってる」
「みんなウチが金持ってるの知ってるからね」
が、口癖のD。(そして何故だか自分のことを「ウチ」と呼ぶ)
Dはデブでブサイクなので全くモテないわけだから、盗んだお金で毎晩キャバクラ通い。(私と出会った時はもうしていなかった。多分、お金を盗む相手がしばらく見つからなかったんだと思う。)
そこで知り合った女の子たち、特に仲がいい女の子2人と毎年どこかに旅行をしていたらしい。
もちろん、「ウチは金を持ってる」ので、旅費食費交通費など、全てD持ち★
ちなみにその女の子たちは、Dには一切気持ちがなく、
【無料でどこでも行けて、飲み食いし放題】
って理由でDをただ使っているだけだから、もちろんホテルは別の部屋。
その子たちは一緒の部屋で楽しんでる。(しかも、かなり良い部屋を与えてたらしい、盗んだお金でね)
女の子たちはDに写真は撮ってもらい、Dは絶対に写さない。
だって、あんなデブでブサイクが写ったら「映えない」じゃん!
旅の汚点。
友達だって知られたら嫌だしね。
そして、私と結婚した2016年の8月も、その女の子の1人がDを頼りにLAに来る。
なので1週間、Mちゃん(その女の子の1人)の相手をする。
それは別に構わないけど、なんだか金持ちのはずのDの様子がおかしい。
Dいわく、
「給料が予定通りに振り込まれていない。何度事務のおばさんに言っても対処されない。」
んなわけあるかい?!
「これは大変だ!!🫠Mちゃんに見栄を晴れない!!
あれだけお金持ちの振りをしていたのに!
本当はお金持ちじゃないことがバレる!
みんなにバラされる~~!!」
ってさぞイライラしていたことでしょう。
元々私とDは一緒に住んでいた訳ではなく、私はLA、Dは私のところから車で3時間離れた場所。
私はLAでの用事もあり、Mちゃんがいた1週間の半分くらい付き合ったけど、残りはDだけで相手をする。
それは全然いいけど、Mちゃんのため(に見栄を張る)のお金が足りない。。。と非常に困っていたので、Dが極悪人の詐欺師だと知らなかった私は、気の毒に思いDにお金を貸しました。
【情】ってのは悲しいけどやっぱり移るもの。
絶対に返すと約束し、「今貸せるのはこれだけだけど」と。
日本円で約10万円くらい。
もちろん返ってこないよね〜〜。。。
Dの変貌
私が「ウチは金を持ってる」はずのDにお金を貸して以来、Dは少しづ~つ、ゆっく~りと、そして一か月後には【ドンッ!】と惜しみなく本性を表して来ました。
やっぱり元々根性が腐ってる人は、いつまでも善人のようなふりは出来ない。続かない。
化けの皮が剥がれるのは何とも一瞬。
あの8月の出来事を境に、何かと言うと「金を貸せ」と言うようになる。
最初はあれだけ下手に出てたのに、命令口調で「貸せ」と言う。
私は20代の時(Dとの結婚当時、私は35歳)に、自分のお金に対する意識を変えたので、意味の無い人付き合いは今でもしない、絶対に。
身の丈に合った生活を何よりも心がけている。人に見栄を張るなんてことは絶対にしない。
じゃなきゃ、お金なんていくらあっても足りないから。
身の丈にあった生活を心がけているから、仕事さえしていれば、自然とお金は貯まる。
ビビたるものだったとしても。
食も日本食を好むし、納豆、豆腐や魚が大好き。だって美味しいじゃん!
自分は贅沢はしない。納豆ご飯食べれたら幸せ。
ってのは本当で、それを何度かDにも言ったことはあるんだけど。。。
Dが本当にムカつくのは、あれだけ「ウチは金を持ってる」と言っていたはずが、いつの間にか
「お前の旦那が金がなくて困ってる。金を早くよこせ!」と言ってきて、
「そっちに金を渡したら、こっちが生活出来ない」と言うと、
「お前は納豆だけ食ってたらいいんだよ!」と言う。
「はあ?」しか言えないよ。。。
「お前は納豆だけ食ってればいい。って言ってただろう!」というやり取りが日常茶飯事。
しかもものすごく怒鳴ってくる。
私が納豆ご飯毎日食べれたら幸せ、ってのは本当だけど、これは質素な生活に満足して生きられるってことを意味しているわけで、本気でこう言ってくるDはただの馬鹿だよね。
そして何かあると、「お前の旦那が困ってる!」「お前の旦那が困ってる!」と言ってくる。
じゃあ、「お前の妻は?」というと、
「うるせぇ!早くしろ!女なんか、30過ぎたら価値は無いんだ」と意味わからないことを言う。
30過ぎたらなぜ価値がない?
億が一そうだったとして、30過ぎたら価値は無い女は、人を騙してお金を盗む最低最悪なビンボー男を必ず助けないといけないのか?!
「Dは金がない」ってのと、「女の価値」との関連性は??
この変貌ぶりは、結婚してから3か月かからなかったかな。
DV男
Dは本当に何かにつけて「女は30過ぎたら相手にされない」と何度も何度も言っていた。
この当時私は35歳だったと思うが、デブでブサイクのこいつに言われる筋合いはないし、むしろ、Dのほうが私がいなくなったら一生一人ぼっち確定。
こんなデブでブサイクで人を騙す「自称金持ち本当は貧乏人」な詐欺師は、自分は男だから何歳になっても需要があると思っているのか?
何よりも、「30過ぎたら価値は無い」から、私の生活を犠牲にしてDに金をよこせということ?
それに、男女とも歳を重ねても素敵な人はいっぱいいる。
こういう偏見を、40近い独身女性のいる場で普通に言ったのを見たとき、その場が凍り付くというか、「シーン。。。」ってなった瞬間を今でも忘れられない。
今思い出しても本当に腹が立つ。
どうやって怒りを収めたらいいのか分からない。
一緒に住んでいなかったし、私はDのお金で生活していたわけではない。
私は私の分は自分で稼いでいたのだけど、それでも私が稼いだお金をコントロールしようとする、どうしようもない経済DV男だ。
常に上から目線で、自分が世界一正しいと思っている。
何かと言うと「あのクソが!」って言う。
何を言っても「あー言えばこー言う」で会話が出来ない。
たまにSNSなどでDVやモラハラ人間の記事を目にし、「こんなん、ムカつくな~」ってモヤモヤしながら見てたりしたけど、本当に存在するんだね。
おわりに
今、相手のDVに悩んでいる人は、自業自得とかそういうものではなく、後々相手のヤバいのが発覚してその状態に陥っている人が大半ではないかと思う。
やっぱりDVとかって、他人に見えないところで、身近な存在に起こすものだと思うし、大抵のDV野郎は知り合いには外面が良く、良い人で通っているんだよね。
Dは尚更お金で人を釣っていたから、お金に弱い人間こそ、いつもお金を払ってくれるDを良い人と勘違いしている人が多かったと思う。
きっとそれは今でも続いてるはず。(私はDとの連絡を一切断ち切っているので、どこで何をしているのかは全く知らない)
大事なのは、勇気を出して逃げ出すこと。
・お金をせびってきたり、無理な経済状態を義務付けられたりしている
・精神的に追い詰めるような暴言を突き付けられる
・何かというと「うるせえ!黙れ!」と自分の発言さえ出来ない
こんな時は【何かおかしい】と疑問に感じて!
やっぱりそういう過去があったり、その期間が長ければ長いほど、そいつと縁が切れても自分と周りを比べて惨めに感じてしまうから。
何で私ばかり。。。って感情が消えない。
ヤバいなと思ったら、すぐに逃げ出すことを考えてほしい。
そして、世界中のDVになっている人は、一刻も早くそんな奴から逃れて幸せになってほしい。
この話は私が自己破産をしたという事実より、私が自己破産せざるを得なくなってしまった状況を作った詐欺師のことを 伝えるためのものです。
今でも思い出すと、本当に本当にただただ悲しく、そして腹立たしい。行き場のない怒りがこみあげてきます。
もう二度とこんな奴に騙されないように。
誰も詐欺被害などに合わないように。
数年たった今でもモヤモヤしている気持ちを、ゆっくりゆっくりまとめて行きたいなと思い、ブログに残すことにしました。
私自身が体験した詐欺を、心の負担にならないように少しずつ、ここで話していきたいと思います。
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