【2024夏最新版】女一人旅アメリカはハワイで入国審査。別室送りになりました。

体験談・お役立ち

2023年夏に、日本人女性(自称:インフルエンサー)が単独でハワイに向かい、入国審査で引っかかり強制送還になった話。

覚えている人も多いと思います。

それを踏まえたうえで、私は2024年夏に単独でハワイに向かい、入国審査で引っかかり別室に送られました。

今回はその時の状況を、体験者としてできるだけ詳しく書いていこうと思ういます。

 

女一人でハワイに向かった理由

私は元から一人行動を好みます。旅行も国内外問わずほぼ一人旅です。

今回の旅は2024年の8月の終わり。ニューヨークへ行くためにハワイで経由しました。(経由すると旅費が安くなります)

ハワイでは日本で預けたスーツケースを一旦引き取らないといけないため、ハワイでアメリカ入国許可を得なければなりませんでした。(入国審査後にスーツケースを受け取れます)

 

経由をハワイにした理由

経由先はハワイだけでなく、サンフランシスコもありました。

アメリカ入国に引っかかる可能性を考えていたので、できるだけ厳しい入国審査の場所は避けたいと思い色々調べていたところ、あるブログで「アメリカ出張の多い会社の人たちが頻繁に引っかかるのはサンフランシスコ」とあげていて、ハワイは比較的緩いとの記事を読みました。

他にも、ハワイ経由でニューヨーク入りした人が「ハワイの入国審査は他と比べて楽だった」との記事も読み、ハワイ経由でアメリカ入国することに決めました。

 

アメリカ入国審査で聞かれた内容

とても緊張していたので曖昧ですが、質問された内容を書いておきます。

 

相手:ハワイに来た目的は

私「ハワイは経由でこれからニューヨークに向かいます」

相手:ニューヨークでの滞在目的は

私「観光です」

相手:ニューヨークに友達はいるのか

私「いません」

相手:何日滞在するのか

私「6泊です」

相手:アメリカで以前大学に行っていましたね。学校名は

私「〇〇大学です」

 

質問の順番は不確かですが、指紋を取られ、パスできるかな?と思ったところ、

 

相手:アメリカの滞在期間が~~。こんなに頻繁に~~。

 

など、私に聞こえづらい音量で話しており、

 

相手:OK, そんなに時間はかからない。今、取り除こうとしている問題を実際に取り除くのに時間がかかっているだけだから。

 

と、パスポートを取られ、マイクで「誰か」を呼び、その「誰か」がすぐに来なかったので

 

相手:とりあえずついて来て。

 

と、明らかに別室に連行されるのがわかりました。

途中でその「誰か」と遭遇し、

 

誰か:内容は

相手:〇△◇

誰か:OK, 〇△◇ね

 

と、引き渡され、

誰か:この中で待っているように

と別室に入れられました。

 

〇△◇は内部だけの者に分かるような、数字とアルファベットでできたコードみたいなものだと思います。

 

私の場合はたぶん、【不法労働】コードだったのだと思います。

 

ハワイの入国審査の別室

特に乱暴に扱われることもなく丁寧に、「ここで待っているように」と案内された場所は、そこまで広くもなく、混雑もしていませんでした。

私を含め、女性たった3人。

私はとにかく冷静を保つように心がけていました。

とにかくあまり何も考えないように。

悪いことばかり頭によぎりますが、

「とにかく無でいる。その必要がある」

と思っていました。

 

ハワイの入国審査の別室でのやりとり

別室に入ってとにかく冷静を保ちながら、周りを気にせず適当なとこに座り。

5分くらいすると、

 

女性:〇〇〇子

 

と私の名前が呼ばれ、窓口越しにパスポートが置かれていました。

 

女性:アメリカで働いていましたか?△◇であなたの名前が出てきました

私「(考えるそぶり)それって結構前の情報では?」

女性:2013年頃です

私「昔一度、ビザを変更しようしたことがあり、その時のスポンサーです。結局変更出来ませんでした」

女性:ニューヨークでの滞在目的は

私「観光です。宿泊先の住所もあります」

 

と言ったら、

 

パスポートを返却され、

女性:OK,ドアを出て右に進んでください。

と言われ、別室から出ることができました。

 

少し迷いましたが、

私「これから毎回、アメリカに来ると別室に呼ばれますか?」

と、この女性に聞いてみました。

女性:今、取り除こうとしている問題を実際に取り除くのに時間がかかっているだけだから。

と、入国審査の人と同様なことを言われました。

 

が、無事に入国審査を通関しました。

 

アメリカの入国審査官

これは本当に「運」!

この一言です。

私の場合は入国審査官の男性は厳しかったのですが、別室での女性がとても緩かったのだと思います。

アメリカの入国審査が厳しくなったのは9/11以降です。

なので厳しくする必要は十分理解できます。

 

ですが、2021年11月に長期に渡るロサンゼルス滞在から日本に帰国し、2022年8月に再びロサンゼルスへ入国したときは本当にスムーズに入国してるんです。

そこから2年空けてのアメリカ入国審査に引っかかってしまった。

 

私の友達がアメリカ留学中の長期休みに日本へ一時帰国し、再びアメリカの入国審査に並んでいたときのこと。

友達の数人前にまさに入国審査を受けようとしている日本人女性が、両手がふさがっていたのかパスポートを口でくわえていたそう。

それを見た審査官が

「これから私が触るパスポートを口でくわえているなんて!汚い!!」

と怒り出し、これだけで別室送りになったそう。

ちなみにこの友達も全く同じく口にパスポートをくわえていたので、慌てて外したそうです。

 

今回の入国審査で得た情報

今回の体験で得たことをいくつか、参考までに。

 

SSNとイミグレーションは繋がっていない

私はアメリカ留学時、ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)を使用し仕事をしていました。

しかも長期に渡り。

もちろんタックスリターンもしていましたよ。

 

昔から「SSNとイミグレーションは繋がっていない」と言われてきましたが、

今回のことでハッキリ「繋がっていない」と証明されました。

別室で女性に「アメリカで働いていたか」と聞かれ、それについて触れた内容は実際にSSNを使用し働いていた場所とは違っていたからです(そもそも仕事には全く関係ないことで別室に呼ばれた)。

SSNを使用して働く記録は、どうやら入国審査には関係ない模様。

 

どのように情報集めしているのかわからない

上記にも述べたように、別室での質問内容に

女性:アメリカで働いていましたか?△◇(ビザ変更にあたり頼ったエージェント)であなたの名前が出てきました

とありますが、その後自分でそのエージェントと私の名前をGoogleしましたが、その情報は見つけられませんでした。

以前、弁護士が弁護士であるから使用できる有料のサイトで検索されていたのを見たことがありますが、それと同じシステムなのでしょうか。

個人では検索結果に出てきませんでした。

 

ハワイ入国自体が厳しい

今回の体験をアメリカ住在の友達に話したところ、今はアメリカ人でもハワイに入ること自体が厳しいらしいです。

その友達のアメリカ人の夫婦は不動産を経営していて、ハワイにも土地を持っているそう。

その夫婦が前回カリフォルニアからハワイに行ったとき、好きなだけハワイに滞在しようと帰りのチケットは取らずにハワイに着いて、「帰りのチケットがないならハワイに入れない」と言われ、慌ててその場で帰りのチケットを購入したらしいです。

アメリカ本土内を旅行するとき、例え外国人でもそんなことは言われないと思います。

気候がいいから、そのまま住みだしてしまう人が多いんですかね?

何か制限かけているのかな??

 

終わりに

今回、私は別室に連れていかれましたが、長引くこともなく、少し質問されてすぐに解放されて無事にアメリカ入国することができました。

その後、ニューヨーク行きの便まで時間があったのでワイキキまで出て数時間過ごしましたが、入国できた安心感より、別室送りにされたショックがかなり大きく、しばらく落ち着くことができませんでした。

ハワイからニューヨークまでは国内線なので、もう入国審査は受けませんが、いたたまれない気持ちでいっぱいでした。

もうしばらく、数年はアメリカには行かないかな。残念だけど。。。

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