水原一平通訳者として大谷翔平以外もサポートしても英語能力を低評価される。

ドジャースの大谷翔平選手の通訳が水原一平さんからウィル・アイアトン氏に変更し、アメリカでの大谷選手の評価が変わった。

 

と言われています。

 

では、水原氏は通訳としてダメだったのでしょうか?
 
 
 
 

水原氏の解雇後、ウィル・アイアトン氏が代理で通訳

事の発端は、水原氏がドジャースから解雇され、

それについて記者会見を開いたとき、

大谷選手の通訳者として同席したウィル・アイアトン氏が注目されたことです。

 

ウィル・アイアトンとは誰?

アイアトンは日本生まれで父親が日系アメリカ人。

15歳で渡米してアメリカの大学を卒業。

 

WBC2013のフィリピン代表という選手経験もあり、

選手引退後はドジャース前田健太の通訳を3年間勤めました。

 

その後はドジャースのデータ分析を担当し

チームに欠かせない重要人物だそうです。

 

彼は今のところ、あくまで【代理】です。

 

 

水原一平氏から通訳変更後のアイアトン氏の評価

・ドジャースはそうとうな人材をつけてくれたと思う

・新通訳は発音がクリアで聞き取りやすい

・真面目な大谷の言葉を手元でメモしていて誠実さが伝わる

・言葉を丁寧に選んでいて素晴らしい

 

などなど。

 

英語圏での大谷の野球に真摯で誠実な印象がアップしそうだと

アイアトン氏は注目されています。

 

 

水原一平氏が話す英語が聞き取りにくい?評価

水原氏は6歳からアメリカで育ちました。

英語の話し方としての特徴は

フランクでチャラいあんちゃん風。

と言われています。

 

ギャンブル発覚前と後の評価

ギャンブル発覚前は、水原氏が英語の話す英語についてダメ出しをする人なんていませんでした。

 

むしろ、大谷選手のチャーミングさを瞬時に引き出した通訳をするスゴイ人。

という印象でした。

 

 

水原氏の英語はネイティブには聞きやすい

実際、アメリカに住んでいた私の経験から言って、

人によって話す英語は全然違います。

 

はっきり言えば、白人と黒人の英語は全然違います。

西海岸と東海岸も違います。

田舎と都会も違います。

 

日本でもそうですよね?

 

私は東京出身ですが、母が北海道で、おばあちゃんの言っていることはあまり分かりませんでした。

特に電話では会話ができないレベル。

 

日本語を勉強していたアメリカ人のAちゃんは、Bちゃん(日本人)の日本語は理解できるけど、C君(日本人)の日本語は理解できない、と言っていました。

 

アメリカネイティブの人たちには、

水原氏の英語は聞きとりやすいそうです。

 

実際、インタビュアーの人たちと楽しそうに話していましたよね。

 

 

水原一平氏の日本ハムファイターズ時代

大谷翔平選手の元通訳者の水原氏は2013年から2017年まで、

日本ハムファイターズに在籍していました。

 

そこではマイケル・クロッタ投手、ミッチー・ライブリー投手、

そして元ドジャースのクリス・マーティン投手などの通訳をしてきました。

 

大谷選手の通訳者時代は日本語を英語に。

この時は英語を日本語に通訳していたんですね!

 

水原氏も二刀流です。

 

ライブリー投手は

 

「水原は日本での私の命綱でした。

通訳は文字通り、私たちの延長です。

コミュニケーションの手段もなければ、

書類を記入する手段もない。

彼らなしでは生きていけないし、

私は彼らをチームの従業員ではなく、

友人として見ていた」

 

と話していて、水原氏に大変な感謝を示しています。

 

取材した記者によれば

 

「初めて日本にやってきたアメリカ人選手は、

孤立し傷つきやすい。

通訳に求められるサービスは多岐にわたるが、

通訳を任された人間が

語学力次第でいかに選手生活を円滑に、

あるいは浸透させることができるかを物語っている」

 

と語っています。

 

それほど通訳者の仕事は重要であり、

水原氏は大谷選手以外の野球選手にとっても

欠かせない人物であり、

通訳者として多大な功績を残しているのです。

 

 

水原氏の通訳は誰に向けて?

通訳の仕事は、大谷選手の日本語を英語に通訳することであって、日本人の私たちが聞きやすい英語を話すことではない!

 

というところを忘れていませんか?

 

アメリカには移民が多いため、色んなアクセントで英語を話す人が多いです。

 

水原氏の英語は日本人には聞きづらく、アイアトン氏の英語は聞きやすい。

 

という人は、英語に慣れていないだけですよ!

アイアトン氏の英語はゆっくりで丁寧ですから。

 

 

通訳の仕事の大変さ

英語を理解出来る日本語圏の人は多いと思いますが、

日本語を理解出来る英語圏の人は少ないと思います。

 

私たち日本人は、大谷選手の真面目さや人柄の良さ、それプラスに可愛らしい部分もあることを知っています。

 

ですが通訳者はそれを全て伝えることはできません。

 

アイアトン氏は大谷選手の発言を正確に通訳し、

水原氏は大谷選手の発言+その時のシチュエーションを踏まえニュアンスを理解しながら通訳していました。

 

どちらも大谷選手の意見をハッキリ伝えています。

 

どちらもすごい通訳者なんです。

 

言語の切り替えが即座にできるって簡単なことではないんです。

ものすごく素晴らしい技術です。

 

英語と日本語のバイリンガルでも通訳はできない人は多いです。

できる人の方が少ない。

 

何もメモることなく、大谷選手の発言を瞬時に通訳していた水原氏は天才ですよ!

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