2021年の5月に20年住んだアメリカはロサンゼルスから、日本への帰国を漠然と考え始めました。
そして帰国したのは2021年11月。
アメリカ歴20年ともなると、借りアパート住まいとはいえ、もちろん生活感は溢れており、しかも私は同じ部屋になんと16年住み続け。。。
途中引っ越し等をしていれば、定期的に荷物整理が出来たけど、同じ部屋に16年ともなれば荷物は半端ないはず。。
「アメリカに来たときはスーツケースとボストンバッグ各1個ずつでしたよね?」と自問自答。苦笑
帰国する際来たとき同様、スーツケースとボストンバッグに荷物を詰め込めば大丈夫!とは行くはずもなく。。。
ところが私はそんな状況下にもかかわらず、日本への引っ越し代も航空チケットも、自費をかけることなく帰国しました。
この記事では、アメリカから日本に永久帰国を決めた私が取った行動が書いてあります。
ぜひぜひ、みなさんの参考にして見て下さい!!
帰国にかかった支出と収入
この記事のタイトルに「ーーアメリカからお金をかけずに永久帰国。」とありますが、【無料だった】というわけではありません。
帰国のための引っ越し代も航空チケットももちろん料金を払って使用しました。
・引っ越し代 約$2500
(約28万円 2021年10月当時)
・片道航空チケット 約$450
(約5万円 2021年10月当時)
トータル約33万円(2021年10月当時)
が帰国にかかった費用。
ではなぜ、【お金をかけずに】と言っているかというと、
最初に日本帰国が頭によぎってから帰国するまで、「売る、捨てる、持って帰る」ものを全て丁寧に仕分けして把握し、その準備を計画的に行ったからです。
それにより必要な連絡を必要な人と迅速に行い、無駄な出費を抑え、自分にとっては不要だが他人にとっては必要な物、を時間をかけて売ることが出来ました。
以上によって得た収入は$3500
(約39万円 2021年10月当時)
帰国というのは単に莫大な費用が掛かるだけではなく、以外な収入を得るチャンスでもあるのです。
※緊急の場合は除く。
とりあえず始めたこと
2021年5月半ばに【帰国】が頭をよぎり、本当に帰国するかまだ定かではなかったけど、「とりあえず物を減らそう!」と思いました。
ただただ捨てるのではなく、今の自分に要らないものを売ってお金にしよう!と考えました。
不用品を売って帰国の費用にあてることに。
帰国の際はスーツケースもボストンバッグも使う予定だけど、引っ越し屋さんを使わないとサイズの大きい物は持って帰れない。サイズが大きいほど費用がかさむのです。
私は一人暮らしをしていたわけではなくルームメイトがいたので、キッチンやリビングルームの物は後回し。
始めは自分の部屋を物色。
売れそうな物は片っ端から写真を取り、おおよその値段を設定し始めました。
個人売買には絶対に【びびなび】
帰国に向けての不用品処理で最大限に活用したのは、ロサンゼルスの日本人コミュニティではおなじみ【びびなび】です。
びびなびを知らない日本人はロサンゼルスにはいないのでは?!というくらいに、利用者は多い。
個人売買はもちろん、仕事探し、情報収集、意見の交換にはとても優れています。アパート探しや車の売買にも強い味方です。ロサンゼルスに住むなら、知っておいて得ばかり!
ちなみにびびなびは、ニューヨーク版も東京版などもありますが、ロサンゼルス版は特に頻繁に更新されています。
私も前々からたまにびびなびを使用していましたが、帰国するに向けて予想以上に力を発揮してくれました!😁
私の日本帰国に向けての生活中、びびなびなしでは帰国は【不可能】だった!と言っても過言ではないくらい。
「本当に緊急に突然本帰国しなければならなく、時間が全くない。。。」のであれば手持ち品はただただ捨てる、あるいは寄付する。という選択しかないかもしれません。ですが、時間に余裕があるのでしたら、とりあえずびびなびの個人売買に投稿することをお勧めします。
だって本当に売れるから!
購入してくれる人はいるのです!!
びびなびの良いところ
・使い方が簡単
とにかく使い方が簡単です。
登録をする必要はありますが、個人情報は自分が公にしない限りリークすることはないので、自分のメールアドレスを入力しパスワードを設定したら登録完了。
本名を使う必要はなくニックネームでOK!
あとは自分が使用したいカテゴリーに新規登録して情報を載せればいいだけ。
個人売買の場合は携帯で写真を撮って載せ、商品名、内容、値段を書くだけ。
シンプルで扱いやすいです。
何度でも出品し直し可能
出品して反応がなければまた出品し直す。
私の場合、売りたいものが膨大にあったため、一週間反応がない物はまた出品し直す、という感じで頻繁に出品し直ししていました(頻度を高めて早めに売りさばきたかった)。
すると、びびなびが怪しむのか、更新されなくなることが度々あり、こういう場合は裏技で違うメールアドレスで新しいアカウントを作り、各週ごとにアカウントを交換しながら出品していました。
購入希望者が現れたらすぐに返事。←これ大事
購入希望者とは初めはメールでやり取りします。
必ず「ありがとうございます」と一言添えるといいと思います。
印象を良くしておかないとね、商品を買ってもらわないといけないんだから!
購入者との距離感を保てる
びびなびにダイレクトに電話番号は載せないけど、【本当に購入してくれる】とわかった時点で電話番号を伝え、受け渡し可能な日時をいくつかリストしてテキストしてもらえるように頼みます。
そのリストから自分に合った日時を選んで、それと同時に住所(アパートの部屋番号までは伝える必要はない)をテキストし、受渡日を決めます。
決めた受渡日に、住所に着いたらテキストしてもらうように頼み、着いたと連絡が入ったら商品を持って外に出て、お金をもらい、受け渡し終了。
世間話など一切必要ありません。
ちなみに包装する必要もなく、家具などは裸のまま、化粧品などはジップロック、漫画などの複数冊ある場合は紙袋に入れて渡していました。
購入希望者が現れたときの発送方法
自分が出品する場合、発送方法を選ぶことが出来ます。
私は必ず【取りに来てくれる方のみ】にしていました。
こっちの方が楽なので。笑
ロサンゼルス周辺に住んでいる人だったら大体車を所持しているので、「届けてください」と聞かれることは無かったです。
取りに来てもらうので、住所や電話番号を知られますが、その後トラブルに巻き込まれたことは一回もありませんでした。
個人情報を教えるのを避けたい場合、Emailでやり取りし続ければいいだけですし、どこかで待ち合わせて、あるいは自分で配達すればいいだけなので、受け渡しの日時さえお互いが正確に把握していれば問題なく事が運びます。
「住所を教えたくない」などの理由でびびなびの活用をあきらめる必要はないです。
私の場合基本【取りに来てくれる方のみ】に限ってやり取りしていましたが、それでも例外はありました。
天井近くまである高さのある本棚をどうしても売りたかった時、購入希望者の車は小さくて本棚を車に乗せられそうもない。。。と言われたので、私の車は大きかったので届けに行きました。
絶対に売りたかったのでこの機会は逃せない!と自らオファーしました。
それから、せっかく取りに来てくれたのに、その購入した家具が予想外にも購入者の車にどうやっても収まり切れず、チャイルドーシート外して、ちびっ子抱きかかえて。。。と試行錯誤しているのはとても見ていられなく、そちらも配達することを私からオファー。
どちらも近かったですし、配達後、飲み物、ガソリン代をいただき、とても親切な方たちでした。こういうちょっとした気遣いがあると、本当に気分よく任務を終了できますね!
帰国が迫っている!捨てたくない!絶対に売りたい!と本気で思っていたので躊躇無く行動力が生まれましたよ、この時期は。
おわりに
今回は帰国にあたり活用したツールのひとつをまとめてみました。
ただでさえ引越しというのは普段の生活をしながら、プラスで仕事を片付けて行かなければいけなく、非常に面倒なも。なのに私の場合は国をまたいでの大掛かりな大仕事でした。汗
この大仕事のことで毎日頭が一杯でした。
引越しは大仕事にもかかわらず、報酬がもらえるわけではなく、残念ながら気苦労ばかりが増えます。
そんな中私は、少なくとも半年前くらいから、大まかにでも計画を立てて進めていくことによって、思わぬことで収入を得ることが出来ました。
荷物整理中、いる物いらない物と仕分けをし、いらない物=ゴミ、ではなく、いらない物=欲しい人はいる、と考え、手間がかかるかもしれませんが、いらない物の再利用を一度考えてみましょう。
一度でも出品商品が売れると楽しくなり、もっと何かないかと探し始めるはず。
自分にとってはゴミでも、他人にとってはお金を払ってでも欲しいものなのです。言い方は悪いですが、ゴミがお金になるのです。
これは、環境にも優しいし、
自分のためにも優しいꉂ😁。
次回は実際の売れ行きについてまとめていきます。
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