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2021年の5月に20年住んだアメリカはロサンゼルスから、日本への帰国を漠然と考え始めました。
そして帰国したのは2021年11月。
アメリカ歴20年ともなると、借りアパート住まいとはいえ、もちろん生活感は溢れており、しかも私は同じ部屋になんと16年住み続け。。。
途中引っ越し等をしていれば、定期的に荷物整理が出来たけど、同じ部屋に16年ともなれば荷物は半端ないはず。。
「アメリカに来たときはスーツケースとボストンバッグ各1個ずつでしたよね?」と自問自答。苦笑
帰国する際来たとき同様、スーツケースとボストンバッグに荷物を詰め込めば大丈夫!とは行くはずもなく。。。
ところが私はそんな状況下にもかかわらず、日本への引っ越し代も航空チケットも、自費をかけることなく帰国しました。
この記事では、アメリカから日本に永久帰国を決めた私が、実際に個人売買で物を売った時の体験が書いてあります。
今回は物が売れなかった時の話。そして売上額!!
について書いてあります。
ぜひぜひ、みなさんも参考にしてみて下さい。
何度出品しても売れない場合
【びびなび】や【craigslist】は何度でも出品し直せます。
それなのに全く売れない場合、買い取ってくれる人を探すのではなく、引き取ってくれる人を探す。に切り替えましょう。
自分で運べるくらいのサイズの物だったら、全く売れない場合はゴミ箱に捨てることが出来ますが、大きい家具はそうは行きません。
だから困るのです。
運べないからと言ってアパートに置きっぱなしにする訳にもいかず。
粗大ゴミを扱ってくれる業者はありますが費用がかかります。
出来ることならゴミの処分にお金をかけたくないですよね。
私が最後まで手こずったのはクイーンサイズのマットレスでした。
実はマットレスなどはある理由により、日にちが経つにつれ購入時よりも重たくなります。
私のマットレスは元々サイズが大きいので重たいにも関わらず、さらに重くなっていて、個室からリビングに移すのでさえ大変でした。
もう時間もないし、売れなくていいから誰か引き取ってくれる人がいますように!と最終手段として、びびなびとCraiglistのどちらにも【無料】として掲載しました。
重たいものでしたので、【取りに来てくれる方のみ】でしたが。
【無料】を謳っているのにそれでも誰も欲しがらない場合は、帰国直前に頼んでいた引越し業者が「廃棄にする物を引き取ることは可能」と言っていたので、仕方ないけど処分してもらおうと考えていました。
この場合、処分料が発生するので出来れば避けたい。
11月22日に帰国が決まっていて20日の朝には引っ越し屋さんが来る、もう時間がない!!という直前19日の朝に【クイーンサイズのマットレスが欲しい】とCraiglistを観た人からテキストが!!!!
その一時間後には私のアパートからなくなっていました。
ギリギリセーフです💦
すごくないですか??
本当にこの流れには奇跡を感じました。
実は冷蔵庫も処分に悩んでいて、その冷蔵庫は20年も前に購入した物で売れないことは分かっていましたが、無料にするから一応【冷蔵庫もいる?】って聞いてみました。
はっきりと【いらない】とお返事が💦
そりゃそうだ。笑
冷蔵庫だけは引越し業者にお願いしました。
Salvation Army/Goodwillの活用
アメリカでは至る所に【Salvation Army】【Goodwill】といった看板やお店を見かけます。
こちらは誰でも簡単に不要なものを寄付することが出来、寄付されたものに少しばかりの値段を付けてお店で売り、その売り上げ金を寄付することで成り立っている組織のことです。
言わば【BOOKOFF】なようなお店。
※寄付なので買取はしてくれません。
私はロサンゼルスに来たばかりの時に、このお店の存在を友達伝いに知り、お金がなかった当時は頻繁に利用していました。
T-shirtとか$1~$5だったり。変なものばかりではなく、【Roxy】とか【Addidas】もあったり。
お店に行くと、日本の何倍のサイズもあるショッピングカートをいっぱいにして買い物している人がいますよ!
特に、小さい子供がいる家庭には家計の力強い支えになっているのだと思います。
だからとても需要のあるお店なのです。
こちらのお店で買い物をすると寄付に貢献できますし、個人売買で売れなかった物、捨てるよりは使い道がある物は組織の手助けになりますので、ただ捨ててしまうよりはこれらの組織を活用することをお勧めします。
服、靴、家具、日用品など、大抵の物はこちらで引き取ってもらえるし、購入も出来ます。パソコンなども扱っています。
調べたところによると、アプリも存在し、大型家具などは連絡をすると引き取りに来てくれるらしいのですが、私が利用したかったときはコロナ禍でしたので、引き取りに来てくれるサービスは停止されていました。
Salvation Armyに直接寄付することは昔から頻繁に行っていましたが、コロナにより寄付できるものにもかなり規制がかかっているのを感じました。それでも寄付は受け付けてくれています。
コロナ禍だからといってきっと無理だろうと勝手に決めつけてしまう前に、少しでも誰かの役に立てたらと、売れなかった物をゴミ箱に入れる前に、寄付することも考えてみてはどうでしょうか。
$総売上額発表
売りました!
売りました!!
売りました!!!
本・家具・雑貨・キッチン用品・香水・ブランドバッグにブランド小物・美容マスク、etc.etc…
そして気になる総売上額は!!
約$1000
(約12万円)
(2021年11月当時)
たった12万?
そう思ったかもしれません。
ですが私が所有していたものは、ほとんどが購入から何年も経っていたもの。売れないも同然と考えていました。
家に他人を呼ぶのが好きではないので、使用法はキレイだったし、受け渡し時にも掃除してから渡していました。
本当はもっと売り上げを伸ばすことも出来たんだけど。。。
というのは、私はダイソンの掃除機(2018年に購入して3年弱使用)も所有していましたし、新しめのキッチン道具も多少は使用していたので、これらを売ったならきっともっと稼げていたと思います。
ただ、私がいなくなった後に発生するかもしれない厄介を考えて、ダイソンにほぼ私が購入していたキッチン用品はその時のルームメイトさんに寄付?という形で贈与。笑
全部が希望通り売れた訳ではなく、どうやっても買い手がつかなくBOOKOFFに売りに行ったり(個人売買のほうが高く売れます)、Salvation Armyに寄付したり。
処分後に購入希望者が現れたりもしましたので、時間がもう少しあれば、合計14万くらいに売り上げられていたのかも。泣
帰国を考える前からたまに、不用品をびびなびで売ったりしていましたが、今回の帰国に向けて個人売買をする経験はとても快感でした。
たとえ少額でも不用品がお金に変わる瞬間は簡単に言い表せないくらいに達成感を感じました。笑
約$1000
(約12万円)
(2021年11月当時)
これで帰りの航空チケット代は余裕でまかなえました✌️
おわりに
今回はアメリカから日本帰国にあたり、実際に物が売れなかった時の話と総売上金をまとめてみました。
今では【断捨離】、【ミニマリスト】なんて言葉が普及し、【人生を豊かにする方法】としてそれらがトレンドになっています。
アメリカでは【こんまり】「konmari」を「整理整頓」という意味の動詞で使われていたり。
私自身はミニマリストとは言えないけれど、この経験が大いに役立っていると思います。
物を減らすというのは、物を購入する何倍も労力が必要で時間がかかるもの。
むやみに物を買わなくなったし、特に自分ひとりで動かせないものは家電でない限り不必要だと思っています。
そしてただでさえ引越しというのは普段の生活をしながら、プラスで仕事を片付けて行かなければいけなく、非常に面倒なも。なのに私の場合は国をまたいでの大掛かりな大仕事でした。汗
この大仕事のことで毎日頭が一杯でした。
引越しは大仕事にもかかわらず、報酬がもらえるわけではなく、残念ながら気苦労ばかりが増えます。
そんな中私は、少なくとも半年前くらいから、大まかにでも計画を立てて進めていくことによって、思わぬことで収入を得ることが出来ました。
荷物整理中、いる物いらない物と仕分けをし、いらない物=ゴミ、ではなく、いらない物=欲しい人はいる、と考え、手間がかかるかもしれませんが、いらない物の再利用を一度考えてみましょう。
一度でも出品商品が売れると楽しくなり、もっと何かないかと探し始めるはず。
自分にとってはゴミでも、他人にとってはお金を払ってでも欲しいものなのです。言い方は悪いですが、ゴミがお金になるのです。
これは、環境にも優しいし、
自分のためにも優しいꉂ😁。
次回は番外編:帰国時の意外なところからの収入についてまとめていきます。
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