20年住んだアメリカからお金をかけずに永久帰国。引っ越しは計画的に。②

こちらは②。①はこちらをクリック👉

2021年の5月に20年住んだアメリカはロサンゼルスから、日本への帰国を漠然と考え始めました。

そして帰国したのは2021年11月。

アメリカ歴20年ともなると、借りアパート住まいとはいえ、もちろん生活感は溢れており、しかも私は同じ部屋になんと16年住み続け。。。

途中引っ越し等をしていれば、定期的に荷物整理が出来たけど、同じ部屋に16年ともなれば荷物は半端ないはず。。

「アメリカに来たときはスーツケースとボストンバッグ各1個ずつでしたよね?」と自問自答。苦笑

帰国する際来たとき同様、スーツケースとボストンバッグに荷物を詰め込めば大丈夫!とは行くはずもなく。。。

ところが私はそんな状況下にもかかわらず、日本への引っ越し代も航空チケットも、自費をかけることなく帰国しました。

この記事では、アメリカから日本に永久帰国を決めた私が、実際にびびなびで物を売った時の体験が書いてあります。

ぜひぜひ、みなさんも参考にしてみて下さい。

実際に持ち物を売ることに

売れやすかったもの 

・漫画

漫画は①で紹介したびびなびに出品すると比較的早く売れました。

私が売りに出した漫画は、一般的に言うマニアックなものではなかった、というのも理由の一つかなと。

値段は安すぎず高すぎず。【BOOK OFF】で買うよりは安めに設定していました。

↑↑↑こんな感じで写真を載せていました

購入者は日本からの留学生らしき学生さんから、大人の方まで。

「子供の日本語勉強のために」と買われていた親御さんもいました。

私が住んでいた地域は日系のお店が多く、BOOK OFFも2件あり、紀伊国屋もありました。なので日本の書物に関しては比較的簡単に手に入りました(輸入しているので割高だったりしますが)。

簡単に手に入ったので一時期は頻繁に漫画を購入。

今はほとんど読まなくなってしまったのですが、私もかなりの漫画を所有していました。

もちろん、全部売ったわけではなく、自分が絶対に手放したくないものは持って帰りましたが。

どの漫画を売るか決めるとき、私の帰国先は日本なので「また読みたくなったら漫画喫茶にでも行けばいいや」って考え、必死になって購入した漫画ですが、案外あっさりと手放せました。

・棚系/収納系

私はタンスではなく、↑↑↑こういう1段、2段、3段となっている引き出しの収納ボックスをいくつも所有していました。

2、3段となるとコロコロが付いていて非常に便利です。

購入者の話によれば、最近はこういうタイプでも結構値段がするのだそう。

衣服の収納以外にも整理整頓をするには使い勝手が良く、私は結構重宝していました。

反響が多かったもの

・バーカウンターストゥール

見た目がオシャレに見えるためか、競争率は高かったです。

・ワッフルメーカー

初めて出品した時は何の反応もなかったのに、2回目に出品した際、購入希望者が多数現れました。

今はインスタでもワッフルメーカーで簡単料理などが流行っていますね。

・照明電気スタンド

アメリカでは日本と違って間接照明を使うことが多く、私も照明を数個所有していました(リビング用、ダイニング用、自室用など)。必需品ほど少しでも安く買えたら助かりますよね。

・ブランド品

私はそこまでブランド品に興味はないのですが、いくつか所有していました。これを機に持っていたブランド品をいくつか売りました。

値段設定はいずれもかなり良心的だったのですが、それでも疑ってかかってくる人もいたり。そういう人にはせっかく決まった購入を辞退していただいたりしました。

私はカリフォルニア州のロサンゼルスに住んでいたのですが、高級ブランド品に限っては「送料も出します」と他州からの購入希望者も出現!

特に「ヴィヴィアンウエストウッド」はどんなに古い形でも即完売しました。

今は【プチプラ】などが流行っていますが、ブランド品はいつまでも人気があり需要があるのだなぁ。なんだかんだ言っても本当はみんなブランド品に興味があるんだなぁ。と感じました。

良いものを持っておくというのは、自分がその品を不必要に感じた時でも力を発揮してくれます。

買い物に対する意識が少し変わりました。

予想外

・缶ソーダ

缶ソーダを仕事先でたまにもらっていたのですが、めったに飲まないのがたまり(コーラやスプライト)、12缶分を1缶30セントで出したら即購入者が現れました。

・汚れたテーブル

IKEAで売られているポピュラーな四角いテーブル2つ。とても汚れていましたが、こちらも両方購入してくれる人出現。子供の遊び用にするらしいです。思い入れがあったので、捨てずに済みました。

・土鍋

十数年使用しましたが、しっかりした品物。底についていたシミがどうしても取れず、ガスコンロと共に出品したらすぐに購入者出現。

※傷物は隠さず写真を撮って一言添えて出品することで、理解ある買い手が現れます。

以前ニュースで「メルカリではトイレットペーパーの芯やブランドの紙袋が売れる」と聞いていたので、もしや!と思ってゴミとして捨ててもよかったものを出品してみたら、予想外の反応があり捨てずに済んで助かりました!

私が帰国した2021年はまだコロナ禍だったので、中古品はどうなんだろうか・・・?と考えるところもあったのですが、実際はコロナであってもなくても、売れるモノは売れるし、欲しい人は購入する!という印象でした。

実際に持ち物を売ることに2

全く売れなかった物

・服や靴

大好きな【urban outfitters】やサーフショップで買ったワンピース達。

履き心地バツグンの【onitsuka tiger】のスニーカーなど。

見た目もかわいいのに、全然売れなかったです。

びびなびで他者が出品した商品を見る限り、服はきっと子供服なら売れやすいのではないかな?と思います。子供用ハロウィン衣装も人気です。

大人の女性の服は結構厳しいと感じました。

・CD

今はSpotifyがあるし、音楽を聞く用のアプリも充実しているためか、一切反応なし。

何度も何度も出品し直しましたが、ダメ❌

最終的にBOOK OFFへ持っていき、そこでも「買い取り出来ない」と言われ、処分してもらいました。。。

実は処分したことには後悔していて、日本に持ち帰りメルカリで売ればよかったな〜、と思っています。

ただし、DVDやっぱりブルーレイはまだ望みがある!とみて間違いないです。

・小説
ほぼ全滅感。見向きもされない。
唯一、さくらももこのエッセイを40冊くらい所有していたのですが、本のタイトルが見えやすいように40冊まとめて写真に撮り【お好きなのをどうぞ】と出品したら、他にも集めている人が多いらしく、簡単に半部は売れました。
けど半分。
英語の児童文学書はたまたま欲しい人が現れ、全部完売。
日本語の小説は全然ダメ。

それから、漫画は比較的に売れやすかったのですが、最初から最後まで出品していて売れなかった漫画も3種類ほどありました。

【浦沢直樹とかなのになんで~!!】って叫んでました。

こちらもBOOK OFF行き。

そして日本に持ち帰ればよかった!と後悔。。。

なのに、BOOK OFFに売りに行ったちょうどその夜に、【売れ残っていた漫画を全部購入したい】と希望者が現れ。。。遅いです。

あれだけ長いこと出品し続けていたのに、なんで今?といった悲しい出来事。。

そして帰国した後もびびなびから、売れずに処分した商品へ問い合わせあり。

帰国前日まで頑張りましたが、残念ながら処分した物もありました。泣

おわりに

今回はアメリカから日本帰国にあたり、実際にものを売った時の経験をまとめてみました。

ただでさえ引越しというのは普段の生活をしながら、プラスで仕事を片付けて行かなければいけなく、非常に面倒なも。なのに私の場合は国をまたいでの大掛かりな大仕事でした。汗

この大仕事のことで毎日頭が一杯でした。

引越しは大仕事にもかかわらず、報酬がもらえるわけではなく、残念ながら気苦労ばかりが増えます。

そんな中私は、少なくとも半年前くらいから、大まかにでも計画を立てて進めていくことによって、思わぬことで収入を得ることが出来ました。

荷物整理中、いる物いらない物と仕分けをし、いらない物=ゴミ、ではなく、いらない物=欲しい人はいる、と考え、手間がかかるかもしれませんが、いらない物の再利用を一度考えてみましょう。

一度でも出品商品が売れると楽しくなり、もっと何かないかと探し始めるはず。

自分にとってはゴミでも、他人にとってはお金を払ってでも欲しいものなのです。言い方は悪いですが、ゴミがお金になるのです。

これは、環境にも優しいし、

自分のためにも優しいꉂ😁。

次回は売るのに困った物などについてまとめていきます。

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