アメリカの医療　低収入の私が健康診断を受けたら、処方された薬で死にかけた話

アメリカって日本と違って医療費がとてつもなく高い！

知らないと大変なことになるから！！実家を売る羽目になるよ！！

 

そんな私は低所得で、もちろん健康診断にもしばらく行っていなかったんだけど、ある時突然、

「乳がんなのでは？」ってすごく怯えたんだよね。。。ちょうど小林麻央ちゃんのこととかがあったりした時期で。。。

考えれば考えるほど不安になっちゃって。。。

ところが、低収入者向けに安く健康診断をしてくれる病院がある！と聞きつけて予約の電話をしました。

 

健康診断

休みの日に朝一で目的の病院へ。

もちろん朝ご飯は食べずに。

 

待合室で名前を呼ばれて、ドクターと自分の体調で不安な箇所がないか話して。

まずは体重、身長を測り、乳がん検診、子宮がん、尿に血液、など。

日本の定期検査でする内容を一通りしたかな。

 

 

それで後日、検査結果が郵送される。

 

「乳がんかも。。。」て不安はただの思い込みで検査はどこも異常無し！

 

のはずだったのに…。。。😢

 

激しい頭痛

検査は土曜日の午前中だったんだけど、日曜、月曜と普通に過ごし、火曜日の夜に少し頭痛が。。。

普通に歩けていたし、特に気にはしてなかったんだけど。

とにかく異常にダルい。。。

 

水曜日の朝、頭が痛すぎてベッドから起き上がれない！

本当に頭が痛い！！

チョットでも起きようとすると、頭がかち割れそうに痛い💦

【ズンッ】ってして何かがぶつかったようにベッドに倒れこむ。

 

何なんだこれは？？？

 

 

私はどちらかというと非常に健康で、３０代過ぎるまで風邪を引いた事などほぼ無かった。

病気と無縁だった私は何を思ったか、時期は真夏の８月で扇風機を一晩中付けたまま寝たから、それが原因だ！と思い込み。（扇風機かけっぱなしで寝て、具合悪くなる人が結構いると聞いていたので）

 

そのままベッドの上で２、３日過ごしました。

 

処方された薬

それから無事に体調は戻り、普通の日々を過ごし。

 

そんな中、健康診断に行ったときにドクターからもらった薬が一粒だけ残ってることに気付いた。

 

実は私はその頃、唇にできものが出来ては無くなり、出来ては無くなり。を繰り返していた。

そのことをドクターに相談者したんだよね。

「薬を処方しておくから」ともらった薬の一粒が残っていたの…。

 

その日は金曜日で私は夕方からバーでの仕事が入っていた。

早めにお昼ご飯を済ませて、「一粒勿体ないから飲んじゃおう！」と、

 

ごっくん！

 

すぐに体が痒くなり、何だかダルい。

てか、ヤバい。なんか普通じゃない。。。

「もしかしてこの間の頭痛の原因はこの薬！？」

 

前回は症状が出るまで時間がかかったのに、今回はたった一粒で５分もかからず…。。。

 

その後

とりあえずソファーに横になって。。。

「仕事行かなきゃ」「誰か代わってくれる人いるかな」「出かける準備しないと」

休みたいけど、金曜日の夜のバーは１番忙しい。

 

よく見たら体中が真っ赤っ赤！

 

 

何だか全部が苦しい。何もしたくない。

だけどとにかく同仕様もできない。

とりあえず出勤することに。。。泣

 

車を飛ばしどうにか着いて、隣のマーケットでレッドブルを購入。でも何の効果もなし。

 

誰とも話さず開店の準備。

 

でもやっぱりダメ❌😵

 

「カイちゃん、今日はもういいから帰りな！」

とみんな優しく声をかけてくれた。泣

「車を置いて、ウーバー（アメリカでウーバーはタクシーと同様）で帰りな！ウーバーは安いよ！！」

ってせっかく言ってもらったのに。

 

私は用事もないのに明日車取りに来るの嫌だな～って思っちゃって、自分で運転して帰ることにしたがためにさらなる地獄を味わうことに。

 

地獄の帰宅

私が住んでいたのはロサンゼルス。

ロサンゼルスの高速は渋滞がヒドイことで有名。しかも時間帯は仕事帰りと遊びに行く人で溢れている金曜日の夕方。

午後６時過ぎに高速に乗り、案の定全然進まない。

 

私は今にも死にそう。

しかも薬の副作用のせいなのか、コンタクトレンズが不快で痛い😭

もうダメだ❌

 

高速降りて、どっかに車を停めてウーバーで帰ろう。泣

と思ったのに、降りた場所の土地勘が全く無くて、何がどこにあるのかわからない。車をどこに停められるのかわからない。

 

死にそうだし、目が痛いし、大泣きしながら辺りをウロウロ運転。

 

 

そしてやっとレストランが沢山入った一角を発見。

とりあえず目の前のレストランの名前を写真に収めて、コンタクトレンズを外し、ウーバーを呼んだ。

 

ウーバー内で泣いてるから、ドライバーはさぞ困っていたはずでしょう。💦（迷惑かけてごめんなさい）

私はただひたすら「早く着け〜！」って祈ってました。

 

家に着いたときには、既に８時を回っていたと思う。

這いつくばってベッドに倒れ込みました。。。

 

その後２

次の日の土曜日もやっぱり体調は最悪。

本当に頭が痛い！

だけど夕方前に少しマシになったので、またウーバーを呼んでとにかく心配だった車を取りに行くことに。

 

 

前日に車を停めた場所にあるレストランの写真を取っておいたから、Google したらすぐに住所がわかった！

写真を取ることを忘れなかった私を褒めたい。（みなさん、どんな時でもスマホのカメラをフル活用することをお忘れなく！）

車は無事で、今回は何の問題もなく自分で運転して帰りました！

 

日曜になってかなり回復したけど、体の赤みだけはしばらく戻らなかったんだよ。

 

おわりに

【薬が体に合わない】って体験を初めてで、まさかドクターから処方された薬で死にそうになるなんて、本当に思ってもみなかった！

肌が弱いから、市販の商品が肌に合わなくて大変なことになったことはあるけど。。。

 

低所得者対応のプログラムだったからこんなことが起こったのでは？などとも考えるんだけど、真相はわからない。

あんな瀕死の状態で運転して、「よく事故らなかったな〜！」「よく警察に捕まらなかったな～！」って今でも思います。

 

私の場合は何の後遺症もなく、今ではふたたび健康状態は良好。

 

それから、定期検診を毎年必ず受けましょう！！