96回を迎える米アカデミー賞は2024年3月10日(現地時間)に開かれます。
日本では3月11日の午前中から。
今年は日本の作品も、3部門で3作品ノミネートされています。
開催されるアメリカのハリウッドにある【Dolby Theater/ドルビーシアター】は通常ミュージカルが公演されるなど、チケットさえあれば一般人でも中に入ることが可能。
私も何回も入ったことがあります!
2024年のアカデミー賞に一般人は出席できる?
出席チケットを持っている人に招待してもらうか、映画業界にコネがない限り100%無理❌
一般人が唯一できることは、レッドカーペットのチケットに当たること。
シアターの外からセレブを見れます。
ただし、授賞式が行われるシアターの中には入れません。
アカデミー賞に出席できる人は誰?
アカデミー賞が開かれるドルビーシアターの収容可能人数は3300人。
3300人中の席の半分は、
・ノミニー(ノミネートされた人)
・プレゼンター(司会者や受賞者を発表する人)
・前年のアカデミー賞受賞
・上記その人たちと何かの繋がりがある人たち(両親や配偶者)
残りの半分の席は、Academy of Motion Picture Arts and Sciences/映画芸術学アカデミー(アメリカ合衆国など映画業界人たちによって結成されている団体)のメンバー。
出席者は呼びたい人を何人でも呼べるの?
作品賞にノミネートされた場合は話が少し違く、その作品の関係者はもう少しチケットを貰えるそう。
助演女優賞受賞の最有力候補と言われている【ホールドオーバーズ】のダヴァイン・ジョイ・ランドルフは、アカデミー賞ノミネートされてから早い段階で、追加のチケットが欲しいと呼びかけていますね。
アカデミー賞ほぼ確定とあり、受賞した晴れ姿は自分の大切な人達に囲まれていたいですよね!
招待されなかった主演女優
2022年のアカデミー賞では、スティーヴン・スピルバーグ監督の【ウエスト・サイド・ストーリー】が、7部門(作品賞を含む)でノミネートされたにも関わらず、主演を務めたレイチェル・ゼグラーがアカデミー賞授賞式に呼ばれていなかったことが発覚。
ファンがSNSを通してレイチェルに、
「アカデミー賞ではどんなドレスを着るの?」
と呼びかけたところレイチェルは、
「わからない。
やれることは全部やったけど、アカデミー賞でドレスを着ることはないみたい。
私は自宅のソファーからウエスト・サイド・ストーリーを応援する。
そして3年間頑張った作品を誇りに思う。」
と返信し、大騒ぎに。
アカデミー側は慌ててレイチェルをプレゼンターとして招待しました。
作品賞はアカデミー賞の大目玉で一番最後に発表されるもの。
受賞すると、作品出演の俳優や監督だけでなく、関係者も舞台に上がります。
そこに主演女優がいなかったら。。。
最終的には招待されたものの、レイチェルは非常にモヤモヤしていたことでしょう。
招待チケットが無くてもシアターに入ることは可能?
私の知り合いのアメリカで美容師をしている人が、ヘアメイクスタッフとしてアカデミー賞授賞式最中、働いていました。
募集がかかったのか、応募したのかはわかりませんが、たくさんセレブを見たと言っていました。
式場の内容はモニターを通して、くらいにしか見れないと思いますが。
悪い話ではないですよね。
終わりに
アカデミー賞にノミネートされた作品には、まだ日本で公開されていないものもありますが、やっぱりアカデミー賞は毎年楽しみです。
ちなみに日本の作品は、
・「PERFECT DAY」国際長編映画賞
・「ゴジラ―10」 視覚効果賞
・「君たちはどう生きるか」長編アニメーション賞
にノミネートされています。
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