ロサンゼルスのアパート事情| メリット/デメリット
私はアメリカのカリフォルニア州に約20年住んでいました。
始めはサンフランシスコに住む叔母の元に間借り(2か月くらい)
そのあと、サンフランシスコのあの有名な【ゴールデンゲートブリッジ】を渡ったマリーンカウンティーなるところのサンラファエルに約8か月、大学の寮に住んでいました。
その後ロサンゼルスに移り、最初はホームステイを2か所経験した後、2002年から2021年までずっとアパート住まい。
長いアメリカ生活を経て、2021年11月に日本に永久(?)帰国。
日本に再び住みだし、アメリカ生活を振り返って改めてアパート(住まい)のメリット/デメリットに気づくところがありました。
ということで、
この記事では、日本で生活してみて気づいたアメリカ/ロサンゼルスでのアパート、PART1はメリットについて書いています。
ゴミの分別
これは、メリットデメリットで言ったら、本当ならデメリットに入ると思うのですが。。。
ロサンゼルスではゴミの分別は皆無。
アパート(日本ではマンションも含む)のような集合住宅では、敷地内に大きな大きなゴミ箱が設置されています。
燃えるゴミの日、燃えないゴミの日、資源ゴミ、ペットボトルはラベルをはがして。。。
??
アメリカでは、何も気にしないでください。大きな大きなゴミ箱にぶち込んでください。
テレビを捨てたい?大きな大きなゴミ箱にぶち込んでください。
日本ではゴミの日が曜日によって決まっています!
ゴミの出し方も決まっています!!
ルール外だと持って行ってもらえません✖
アメリカでは?
毎日が全部のごみの日です。
ゴミの分別、これが日本に帰ってきて、本当に面倒くさくてしょうがないことの一つです。
市内にはゴミも落ちていなくて、ゴミ箱の設置すらなく、本当にキレイ。
ただ、アメリカでは何でもかんでも何も考えずに捨て放題💦でしたので、自分の身の回りが片付きやすかったです。曜日を待つ必要がなかったので。
※聞いたところによると、日本からアメリカに引っ越してくる場合、日本からわざわざゴミをアメリカに持ち込み、アメリカでゴミ捨てをする人たちがいるそうです。
すいません、ものすごく納得💦
このアメリカのゴミに無関心なところは、私ははっきり言って、嫌いではないです。
てか好きだし、楽♡
水道代
私がロサンゼルスで住んだアパートでは、水道代の支払いをしたことは一度もありませんでした。
自分で一軒家を購入したなら、すべての公共料金は自己負担ですが、アパートでは、ガス電気は自己負担、水道代はすべてアパート持ちでした。
アメリカでは、お風呂にお湯を貯めて入浴するよりも、ずっと垂れ流しのシャワーが一般的ですので、水道代はかなり高額だと。。。
ただ、100%のアパートが水道代込みというわけではありませんので、ご理解のほどを。
私の知人はアパートに住んでいましたが、水道代を自己負担していましたので。
ですので、公共料金については、アパート契約前に大家さんに聞いた方が確実です。
ロサンゼルスでは雨があまり振らないので、【水不足】とよく聞きますが、水道代が自己負担でない限り、水を節約する人は少なそう💦人間なんて所詮そんなもん💦
実際、アメリカ人は不経済な人が多い気が。。。
部屋が広い/特にリビング
ロサンゼルスで私が借りたアパートは、どんなに家賃が安くても、十分すぎるスペースがありました。クローゼットなど収納スペースも広い。
布団やマットレスのサイズは、基本的に日本の物より大きめ(もちろん、人のサイズがちがうので)。
そして特にリビングが広い!
家具も大きく、ソファーはリビングに2,3個置いているのは結構普通です。
私の考えでは、個室はそこまで広くなくても、リビングの広ささえあれば、家のゆったり感を表してくれるので、リビングの広さが好きでした。
ちなみに、キッチンも広く、冷蔵庫のサイズが全然違います。
ガスコンロは4つの鍋を一気に温められます(つまり4か所から火が出ます)。
ガスコンロの下にはでっかいオーブン(アメリカでは感謝祭にターキーを焼くので)。
そして大体のアパートに皿洗い機が付いてますね!
それから、キッチンの横にはダイニングテーブルを配置できるスペースが設けられています(天井にはファン(扇風機)があったりするとオシャレ)。
駐車場付き
アメリカは【車社会】、と言われています。
そして、ロサンゼルスも例外ではなく、もちろん車社会。
ということで、一家に一台ではなく、ほぼほぼ一人一台ですから、家に駐車場がないのは辛すぎます💦
でも、これは本当にアパート次第。
大抵一軒家もアパートも、最低でも一台は止められるスペースが設けられています。
アパートに至っては、大抵が部屋と同等。2ベッドルームなら、駐車場スペースは2か所。
一階がガレージ(車庫にも物置にも使える)、階段を上った二階が家、というアパートが多いです。
そして、敷地内にもう一台置けるスペースが設けられている。
アメリカではなんでも大量に売られているので、車をなるべく玄関口の近くに停めて、荷物卸が出来ると助かります。
アパートに駐車できない場合は路上駐車です。
夜は危険ですから、遠くに駐車しなければならない、となると厄介。
ありえないくらいに路駐スペースが見つけられない時があるし。
それから大体どのストリートも週1で、車を停めてはいけない時間帯が表示されていて、これを忘れてしまうチケット切られてと罰金。
自分の家の前に停めておいて、チケット切られると、本当に死にたくなるから気を付けて💦
ロサンゼルスでは、駐車場付きのアパートを探すことは全く持って困難ではないので、家探しをするときは必ず、駐車場の状況を頭に入れて探すことが大事です。
水道ひねったら水もお湯も出る
日本に帰ってきて、非常に面倒なことの一つが、お湯を出すときにいちいちスイッチを押さなければならないこと。そして使い終わったらスイッチオフ。
しかも、洗面所でお湯が欲しかったら、わざわざキッチンまでスイッチ入れに行かないといけない(私の家の場合)。
アメリカでは、蛇口を右にしたら水、左にしたらお湯。
これは、家でもスーパーでも学校でも。
しかもお湯の熱さも調整出来る。
左に最大限に回すと、熱湯が出てきました。
シャワーもわざわざスイッチいらずに、自分次第で熱さ調整が出来るので非常に楽。
日本は温度が設定されいますね。
ランドリー付き
これもアパートに寄りますが。
私が済んだアパート達には、洗濯機を置く場所が設定されてありませんでした。
では洗濯はどうするのか?というと、アパート内にコインランドリーが設置されていました。
そして、アメリカの場合、洗濯機と乾燥機が必ず対になっています。
洗濯機を購入する必要がありません。洗剤くらい。
アメリカでは日本と違ってベランダなどに洗濯物を干すという習慣はなく、絶対に乾燥機を使います。
見た目が悪いから、などと聞きましたが。
日本に帰ってきて乾燥機を使わない生活は、非常に手間がかかって合理的ではないとしみじみ。
私の母は、洗濯して、ベランダに干し、午後に取り込んで洗濯物をたたむ。というのを毎日!します。
乾燥機の購入は考えていなく、やっぱり太陽の元で乾かしたい!と。
それは分かるけど。
費用が掛かるなどもあるのかもしれませんが、どう考えても時間の無駄に感じる。
しかも毎日!
母曰く、もう習慣だから大丈夫らしい。
外に干すのは良いけど、夏は洗濯物に虫が付くし、冬は寒いし。
アメリカでは洗濯ものはたとえ大家族だとしても、毎日は洗濯しません。
週に何度か、まとめ洗いです。
ただし、コインランドリー付きのアパートと言っても、無料ではないので、25セントのコインが大量に必要です。
大した問題ではないかな。
ランドリーが付いていないアパートの場合、近くのランドリーまで行かないといけないので、アパート探しにはランドリー付きが必衰です。
メンテナンスは全部大家さん
アメリカのアパートで思ったのが、住人と大家さんの距離が近い!ということ。
もちろん、不動産屋さんがあるので、そこであっせんしてもらってアパートを探す人もいますが、たいがいは個人で大家さんと直接やり取りします。
アパートによっては、アパート内に大家さんが住んでいて、24時間で管理していたり。
私が最後に住んだアパートは、16年住みましたが、大家さんは住んではいなかった物の、頻繁にアパートに来ていました。
ゴミやランドリーの管理してます。
そして、アパート内で何か問題が発生したらすぐに大家さんに電話。
お風呂が詰まった、ディスポンサーが動かない、あーだこーだと、アパートの問題は大家さんに丸投げ。
何か問題が発生したときに、自分たちで修理を探さなくても、大家さんが全部やってくれます。
相当なことではない限り、費用は掛からないです。
私は16年間、修理費など一切支払いはしませんでした。家賃だけ。
非常によく働く大家さんで、良くしてもらいました♡
最後に
アメリカに住む場合、特に注意しなくてはならないのは治安ですが、治安が良いだけではなく、住みやすさ、生活しやすさを必ず考えてアパート探しすることをお勧めします。
車を持つなら駐車場や路駐の状況。
ランドリー付きかは重要。時間の節約です。
少し周りを歩いてみて、アパート周辺のストリートがキレイかどうか。ゴミが散乱しているストリートなどは避けたほうがいい。
出来るならば、マーケットやフリーウェイが近くにあると本当に助かります。
そして、日本人のみなさんに朗報です。
アパート探しでは、【日本人】というだけでとても歓迎されます。
これは差別なわけでなく、日本人の習性である、きれい好きなところや大人しいところが管理する側からしたらやり易いですね。
規則も守るし、真面目です。文句を言う人も少ない。
アジア人は好まれる傾向にあるみたいですが、何と言っても日本人は一番どこに行っても好まれます!
私の場合、収入は非常に少なかったのですが、日本人ということですぐに入居が決まり、16年も居座ってしまいました!
ということで、今回はメリットについて。
次回はデメリット。ぜひ
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