2024年6月26日、
遂に円が1ドル160円台を記録しました。
アメリカに留学している学生さんたち、どうなされているのでしょうか?
私だったらアルバイトしないと絶対に生活できません。
私はアメリカ留学中、ず~~っとバイトしていましたから。
アメリカの留学生はアルバイトすることは違法ですが、アメリカ留学中、限られたシチュエーションでアルバイトが可能です。
その一方で、ダメだけど不法労働をしている人達がたくさんいます。
今回はその両方のシチュエーションをご紹介します。
アメリカ留学中に合法的に学生ビザで働く
キャンパス内でアルバイト
学校内で働くなら、学業に支障が出ない程度ということで、「週20時間まで」ならの労働が可能。
例えば、
・ブックストア
・カフェテリア
・図書館
など、学校内は実はその学校の生徒が働くことで成り立っています。
キャンパス内アルバイトは狭き門
たとえ空きがあり申し込んでも、働ける可能性は非常に薄いです。
というのも、
キャンパス内アルバイトは留学生用ではなく、アメリカ人の学生も働いているからです。
しかも上記にあげたスポットは人気があるので、そこでのポジションを獲得するのは厳しいです。
他には、数学ができれば数学のtutoringしたり、英語ができれば英語をtutoringしたり(エッセイなどの文をチェック、など)。
英語が堪能で、それ以外にも得意な学科があれば、キャンパス内でのアルバイトも探しやすいかもしれませんね!
私は英語のtutoringにはとてもお世話になりました。
教えてもらいに行く方は、もちろん無料で使用できます。
もし働けたら、英語の勉強にもなるし、いい体験になると思うのでキャンパス内アルバイトをチャレンジしてみてください。
私のキャンパス内アルバイト体験
私は大学院生のときにキャンパス内でアルバイトをしました。
期間は1年半。
自分の専攻していた学科のビギニングのクラスを教えていました。
ポジションは「助教授」です。
私ひとりで約25人程度の生徒を教えていました。
大学院を卒業すると、先生になれる権利ももらえます。
そのための実習といった感じでしょうか。
私と同じ専攻の大学院生はたいがいクラスを持っていました。
この場合は、仕事を探したのではなく、学校側からクラスを持つことを勧められます。
それでも私は留学生という立場でしたので、校内のオフィスで必要事項を聞かれたりなどの手続きをしました。
週2回、1つのクラスを3時間ずつ。
2012年くらいで当時1ヶ月でだいたい$700ちょっと稼いでいました。
レジメにも載せることができるので、チャンスがあったら試してみてください。
インターンシップ
インターンシップは、自分の専攻にあった場所で働きます。
原則的に無償です。
専攻によってはインターンシップが必修になっていて、週に働く時間数によって単位を得ます。
私の専攻では必修ではなかったのですが、ファッションを専攻していた友達は必修だったので、子供服店でインターンシップをし、そのままそこに就職しました。
私の専攻でも必修では無いものの、自ら卒業後のためにインターンシップをしている人はいました。
私は卒業してから職探しに苦労したので、インターンシップをしておけば良かったな~。と、とても後悔しました。
だけど、学校が忙しい中アルバイトをかけ持ちして生活費を稼いでいたので、無償のインターンシップをする余裕がありませんでした。
インターンシップはお金のためというより、経験のため、あるいは将来の就職の足慣らしとして、チャンスがあったら働くことをオススメします。
プラクティカルトレーニング(OPT)
OPTは、卒業後に許可が下りれば1年間は自分の専攻分野に関係する職業において、学生ビザで合法的に働くことができる、というものです。
OPTは卒業後に就労ビザ(いわゆるH1ビザ)に書き換えられるかに関わってきますので、アメリカに残って生活を続けたいのであれば、しっかり考えた方がいいです。
OPT申請にはソーシャルセキュリティナンバーが必要なので、持っていない人はここで取得可能となります。
お給料はもらえますが、必ずという訳ではないみたいなので、面接時にしっかり聞きましょう。
OPTで気をつけること
OPTは大学を卒業した人だけでなく、コミカレを卒業した人でも必ず貰えるものですが、自分で申請しなければなりません。
(ただし、コミカレ卒業後にH1に書き換えるのはほぼ不可能と考えた方がいいです。大学卒が最低ラインです)
留学生用のオフィスに行って自分で確認してください。
私の友達は非常にだらしのない人で、OPTの申請に間に合わず取得できませんでした。
自分が悪いのに「教えてくれなかった学校が悪い」とずっと文句を言っていました。
OPTを取得したい!と自分で申請しない限り、OPTを取得することはできません。
OPTを取得できなかった場合、卒業後のgrace periodと呼ばれる60日間のうちに日本に帰国するか、どうしてもOPTをやりたいなら、違う学校に違う専攻でトランスファーして卒業する。
あるいは、ステップアップした学校に進学する
コミカレ→大学
か
大学→大学院
などをすると良いでしょう。
アメリカ留学中に学生ビザで不法労働
フェイクのSSNを使用して働く
アメリカに留学中だけど、どうしても生活が厳しいならやっぱり働くことを考えますよね。
ロサンゼルスだったら車も欲しいし。
勉強も大事だけど少しは遊びたい!
私は迷わずアルバイトしました。
私はソーシャルセキュリティナンバー(SSN)を持っていたので、それを使って働いていました。
ロサンゼルスやサンディエゴの日本食レストランで、若い、あるいは英語があまり上手ではない日本人が働いていたら、多分70~80パーセントの確率で留学生(または不法滞在者)だと思います。
日本食に関わらずいろんなレストランでいろんな国の学生が働いています。
あとは日系人。
私は渡米したのが2000年頃でしたのでSSNは取得していましたが、その後はSSN取得は厳しくなったので、私が一緒に働いていた他の留学生はフェイクのSSNを使用している人が多かったです。
あんまりその事実を隠している様子もありませんでした。
フェイクを使用している人たちは、なんの問題もなく日本にも帰国していたし、誰に咎められることもありませんでしたね。
フェイクのSSNは、誰かのSSNを不正に使用している
とよく聞きますが、定かではありません。
現金支払いで働く
これをしてくれる場所、特にレストランは今はあまりないのではないでしょうか?
私は1度面接時に、オーナーに交渉して現金支払いにしてもらったことがあります。
その時にフェイクのSSNを取得してみたら?とほのめかされましたが。
なので交渉次第では現金払いしてもらえるかもしれません。
あとは、キャバクラで働く。
キャバクラで働いていた友達は現金払いでしたね、全員。
ロサンゼルスの場合は、美人でなくても細身でなくても雇ってもらえます。
アパレルで働いた時は現金払いでした。
ただ、私はレストラン経験が長かったので、チップが発生しないところで働くなら時給が高くないと、本気で働く気が失せます。
アパレルはすぐ辞めました。
アメリカ人のベビーシッターや家政婦みたいな仕事だと、現金払いしてくれるかもしれません。
アメリカ留学中にアルバイトするなら
今回、いろいろと見返してみたら、留学生でも何かしらお金を稼ぐ方法はあるのだと思いました。
日本で大学に行くのなら、アルバイトすることは容易いですから、その感覚で留学生として渡米してしまうと、かなり厳しいですね。
留学しようと思った時点で、お金を貯め始めたり、夏休みなどの長期休暇を使って帰国し、アルバイトをする。
あるいは、ブログなどでも収入が日本の銀行に入るようにしておいたら、コンスタントに稼ぐことも可能かもしれませんね!
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