アメリカ留学中に学生ビザでアルバイトはできる?私のバイト体験

アメリカ生活

2024年6月26日、

遂に円が1ドル160円台を記録しました。

 

アメリカに留学している学生さんたち、どうなされているのでしょうか?

 

そんな私もアメリカのロサンゼルスに留学していましたが、家の経済事情により、

ソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)を使用し、

アルバイトをし、

タックスを払い、

タックスリターンも毎年していました。

(しかもかなりの長期間)

 

※ここでの内容は、あくまでも私の場合であり、

何一つ推奨していませんのでご注意ください。

一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

全て自己責任となります。

 

ロサンゼルスで不法労働

私の場合、不法労働も何も、アルバイトをし始めたのは2000年代前半で、今と違って情報が少なかったため何も考えずにバイトを始めました。

 

お金稼げるんならいいじゃん!

ってノリです。

 

最初はバーみたいなところ。その後はレストラン。同時にそれ以外の職種でも働きました。

 

不法労働してるんだ。

なんて最初は考えたこともありませんでした。

 

バイトを始めた理由はシンプルに「親の負担を減らしたかったから」です。

 

SSNの取得

私がコミカレに通い始めてすぐに911(テロ)が起き、その後ドンドン移民に対しての立場が厳しくなりましたが、私は厳しくなる直前スレスレでSSNを取得しました。

 

今は、学校を卒業してOPTをするときにやっとSSNを発行してもらえると聞きます。

 

昔は学校に「アパートに住むから」と頼みSSNの推薦状を書いてもらい、SSNのオフィスに行けば簡単に発行してもらえたんですよ!

 

SSNを使用してのアルバイト

今はアンダーテーブル(給料現金支払い)をしてくれるところは非常に少なくなったと聞きます。

 

2002年当時でも、「アルバイト募集していますか?」と電話を入れるとほぼほぼ「SSNは持っていますか?」と聞かれました。

 

「持っている」と答えると、「では、面接に来てください」という流れでした。

 

一番最初にバイトした場所は、SSNがなくても採用してもらえましたが、私は「お金が稼げるなら!」と躊躇することなく使用。

 

SSNを持っていない子は「SSNがあるとお給料が高くなるから、早く取得して!って言われてる。お給料増やしたいから取ってくるよ~!」と、みんな留学生でしたがとても軽いノリでSSNを使用することをためらっている人の方が少なかったです。

 

偽のSSN

今はアンダーテーブルで支払いをしてくれるレストランは少ないです。

 

なのにSSNは取得できない。

 

となると、レストランのオーナーによっては偽のSSNを取得するように勧めてきたりすることも。

 

アンダーテーブルで支払いをしていることがバレると、レストランのオーナーに被害がいくので。

 

ちなみに偽のSSNでもタックスリターンは出来るそう。

 

偽のSSN取得方法

私は自分のSSNを持っていたし使用していましたが、ある時になぜか「偽のSSNもあったほうが良いのかな?」と思いました。

 

そこで一緒に働いていたメキシコ人男性にそのことを話し、ロサンゼルスダウンタウン周辺にある、メキシコ人たちが運営するモール?みたいなところに一緒に行きました。

 

そこで彼の知り合いにSSNのことを話し、私の名前を聞かれて$20払い、小一時間くらいモールの中をブラブラしていたら、その知り合いからスマホに連絡が入り、私が持っている正規のSSNと全く同じカードを受け取りました。

 

偽のSSNは誰かのSSNを不正使用している。

と言われますが、こんなモールの一角でちゃちゃっと作られたSSNが、本当に誰かのSSNなのでしょうか?

 

ちなみに結局のところ使用することはありませんでした。

 

たまに高額で売買されていますので、偽SSNを考えている場合は気をつけてください。(購入を勧めてはいません)

 

SSNとイミグレーション

イミグレーションから「がさ入れ」

アメリカ、特にロサンゼルス、ニューヨーク、ハワイでは不法労働している人が多いというのが有名で、定期的にレストランなどにイミグレのがさ入れが入ると聞きます。

 

不法労働している人を摘発するためです。

 

これは最近の話ではなく、昔からよく聞いていました。

 

2017年前後に何件か摘発されていることがニュースになっていて、私が当時働いていたレストランのオーナーも「うちのメキシカンが摘発されたら困るな~」と言っていました。

 

私は一度もなかったです。

働いていたレストランにがさ入れが入った話も、周りのレストランに入った話も聞いたことはありません。

 

ただ一回だけ、キャバクラで友達が働いていた日にイミグレだか警察だかが来て

「色々質問されて怖かった~!」

という話をしていました。

 

アメリカに再入国は可能?

SSNとイミグレは繋がっていないのでアメリカ入国時にパスポートを見せても、不法労働していることはバレない。

 

と言われています。

 

多分本当に繋がっていないです。

 

2010年前半にビザの切り替えをしようと弁護士事務所とやり取りしていた時にも「今は繋がっていない」と言われました。

 

パスポートから分かるのは、多分I-94のアメリカ出入国記録だけだと思います。

 

F1の場合、アメリカ出入力にはI-20が必要ですが、パスポートからは学生ということは分かっても、I-20を見せない限り、どこの学校に通っていて、何を専攻していて、などの情報もわからないと思います。

 

実際にアメリカに再入国した人

私の友達は、2010年後半に家庭の事情でどうしても自国(日本人ではない)に一時帰国しなくてはならない状況になりました。

 

彼女は、もちろんSSNを使用していたし、通っていた学校はI-20をキープするためだけの学校でした。

 

ですが、無事に再入国していました。

 

再入国できないと思っていたので、ある程度アパートを整理してから帰国したらしいですが、

「思っていたよりも全然スムースで

何も聞かれなかった」

と言っていました。

 

考えてみると、SSNを使って不法労働していても再入国していた人達は結構いましたね。

 

再入国できなかった!という人の話は聞いたことないです。

 

強制送還の話も聞いたことないです。

 

永久帰国後にアメリカに再入国

私はアメリカで大学院まで出ていますが、18年間日本に帰国することはしませんでした。その前は数回出入国しています。

 

そして18年間を経て日本に永久帰国しました。

 

アメリカにいた間、SSNを使用し色んな場所(レストラン以外でも)で働きました。

そして毎年タックスリターンもしていました。

そして長期間の滞在。

 

私はVISAを書き換えようとOPTをしていた時に、その過程で弁護士に逃げられてしまい、でもどうしてもアメリカに住む夢を諦められなかったので途中からI-20をキープするだけの学校に通っていました。

 

本帰国してから9カ月後、仕事の夏休みを利用してアメリカのロサンゼルスに旅行することに。

 

ぶっちゃけ入国審査はものすごくドキドキでした。

 

入国審査のブースは結構ありますが夏休みだったこともあり、どのブースも長蛇の列。

 

審査官が「こいつ怪しい」と思うたびにそこの窓口が閉まる。

 

その回数が多い!多い!

バタン!バタン!音がしていました。 

 

私は長期に渡ってアメリカに住んでいたし、SSNを使用してアルバイトもタックスリターンもしていた。最後はI-20をキープするだけの学校に通っていた。

 

ちなみにイミグレーションは、ロサンゼルスにはI-20をキープするだけの学校が多く存在していることを知っていて、

I-20の学校名を見るだけで再入国審査からはじかれる人がいたりする。

と聞きました。(定かではないです)

 

なので、こういう学校に通っている人の一時帰国などのアメリカ出国は学校自体がお勧めしていません。

戻ってこれる可能性が薄いからです。

 

ドキドキの入国審査

これほど緊張したことがあるのか?
 

と言うくらいに緊張しました。

 

とにかくはじかれる人が多い!!

結構いい歳したおじさんもはじかれていました。

 

ネットで調べると、こんな審査官は避けたほうがいい!などの書き込みを見つけましたが、審査官は選ぶことができませんでした。

 

全部相手のさじ加減で、ここからここまではこの審査官。な具合で振り分けされました。

 

いよいよ私の番!

 

質問は、

・目的

・期間

・宿泊先

 

そして予想外に、

学校に通っていた時の専攻を聞かれました。

 

指紋を取るときは緊張しすぎて手が震えましたが、問題なく通過できました!

 

スッゴイ嬉しかったです!!

 

入国してスーツケースを取りに行こうとエスカレーターで下に行こうとしていると、青ざめた日本人の女の子が係の男性と一緒にエスカレーターで降りていき、

「ここで待っているのでスーツケースを取ってくるように」

と言われていました。

 

多分入国拒否されたのだと思います。。。

 

見てるだけで怖かったです。

 

結果SSNとイミグレは繋がっていない

私は繋がっていないと思います。

 

ですので、自分がバイトしたい!と思ったら、アルバイトも可能かもしれません。

 

そして自分が良いと判断できればSSNを使用してアルバイトをしても問題ないのかもしれません。

 

私は一度は弁護士に逃げられましたが、その後、他の弁護士さんに「実際にあなたと同じことしている人はいっぱいいますよね」と言われました。

 

アルバイトをしている留学生は日本人に限らずとても多いです。

 

ただ、学生を終了してVISAを変更するとなった時にどうなるかわかりません。

 

私は、VISA変更の手続き中に弁護士から「合法で働いた仕事先だけ書き出してください。」と言われたことがあります。

 

不法労働については聞かれなかったですが、結局逃げられてしまって手続きが突然終了してしまったので何とも言えないです。

 

一番良いのは不法労働しないことですけどね。。。

それかその後にアメリカの市民権を持つ人と結婚するとか。。。

 

※ここでの内容は、あくまでも私の場合であり、

何一つ推奨していませんのでご注意ください。

一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

全て自己責任となります。

 

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