この記事では、弁護士の先生からのメールを元に、自己破産の過程と、かかった期間について書いてあります。
- 個人破産申請
- 裁判所へ破産申請の決定前後のプロセス
- 1 電話または面談での相談
- 2 幣事務所から情報及び書類の提出を戴く為に下記の書類を添付
- 3 契約書を送付
- 4 契約書にサイン
- 5 上記(2)を完成後、返送
- 6 幣事務所で提出書類のreview
- 7 幣事務所で負債内容の調査
- 8 法律で決められているCredit Counselingをし終了証書を取得(申請前)
- 9 申請書完成後、サイン
- 10 幣事務所でon-line申請
- 11 Hard Copyで申請書及び添付書類を裁判所へ送附
- 12 債権者会議(341A Hearing)に出廷(通常 申請後4週間後)
- 13 法律で決められているCredit Counselingをし終了証書(申請後)
- 14 もし債権者会議が継続された場合は2回目の債権者会議に出廷
- 15 幣事務所は裁判所及び管財人(Trustee)との交信を継続
- 16 裁判所からDischarge Notice(負債義務免除の判決)を待つ(約2-3ヶ月)
- 17 郵送でDischarge Notice(免責判決)到着
- 18 すべて終了
- 裁判所へ破産申請の決定前後のプロセス
- 自己破産にかかった期間
- 自己破産をするのなら
- 自己破産の内容を確認
個人破産申請
裁判所へ破産申請の決定前後のプロセス
当時、弁護士の先生から頂いたメール(少し手を加えてあります)
1 電話または面談での相談
私の弁護士の先生の事務所は、
私の家の近所でしたので、
大切なミーティングの時はなるべく電話ではなく、
事務所に出向いていました。
法律や申請の書類など、
無知の私には面と向かって話を聞いた方が分かりやすかったです。
2 幣事務所から情報及び書類の提出を戴く為に下記の書類を添付
1 Personal information (2 pages) (個人情報)
2 List of documents required (提出必要書類のList)
3 Monthly expense (経費)
4 Monthly income (収入)
5 Personal properties (資産のList)
6 List of debts (負債のList)
7 Questionnaire(質問) (3 pages)
8 Business Income and Expenses (過去12ヶ月間のBusinessの情報)
3 契約書を送付
4 契約書にサイン
弁護士費用のCheckと共に返送
5 上記(2)を完成後、返送
6 幣事務所で提出書類のreview
7 幣事務所で負債内容の調査
負債のための自己破産なので、
ここの確認は先生と共に、
何度も何度も確認しました。
8 法律で決められているCredit Counselingをし終了証書を取得(申請前)
9 申請書完成後、サイン
その際$306の裁判所申請費の支払い
10 幣事務所でon-line申請
申請した時点で、
毎日毎日かかってきていた銀行とクレジットカード会社からの、
支払い催促の電話が止まりました。
11 Hard Copyで申請書及び添付書類を裁判所へ送附
A4の用紙で全部で50枚はあり、かなり分厚くなります。
12 債権者会議(341A Hearing)に出廷(通常 申請後4週間後)
先生と一緒にロサンゼルスダウンタウンにある裁判所に出向き、
誓いをして、破産することを宣言しました。
(先生は私の通訳、と言った感じで同席しました)
13 法律で決められているCredit Counselingをし終了証書(申請後)
その場で判決が下されます。
14 もし債権者会議が継続された場合は2回目の債権者会議に出廷
私の場合は再出廷することはなかったです。
15 幣事務所は裁判所及び管財人(Trustee)との交信を継続
以後は全て先生にお任せしました。
16 裁判所からDischarge Notice(負債義務免除の判決)を待つ(約2-3ヶ月)
17 郵送でDischarge Notice(免責判決)到着
すでに判決は出ていましたが、
【自己破産完了】のレターが届きます。
18 すべて終了
自己破産にかかった期間
2017年9月に自己破産を決意
2017年12月に自己破産を申請
申請から4週間後の
2018年1月に裁判所に出廷
2018年4月か5月に(記憶が曖昧)に判決が出て全て終了
長い道のりだった気がしますが、
書いてみると案外、
短期間で準備して終了してましたね。
自己破産をするのなら
破産申請により免責されるもの
Credit Cardの負債
担保が入っていない負債(unsecured loan)
家財道具一式
車
家(Equityが$100,000位以下、夫婦の場合は$175,000以下
55歳以下は$150,000以下)
破産申請により免責されないもの
Student Loan received from Government
Gambleで出来たLoan
詐欺行為により敗訴した判決
税金
離婚者の配偶者扶養費及び子供の養育費
DUIによる死傷事件の賠償金
自己破産の内容を確認
上記のように負債を整理できる、できない、
があります。
自分が請け負っている負債をしっかり確認してから
弁護士の先生に相談してみてください。
そして、相談するのであれば一日でも早い方がいいです。
私は、元旦那が私名義で作った借金をしょうがなく払っていました。
いいですか?
私の弁護士の先生は日系の先生であり、
日系(難しい法律の専門用語を日本語で説明してくれる)で自己破産を取り扱っている先生は多くはないそうです。
ロサンゼルス付近で自己破産を考えている方、
敏腕弁護士をお探しでしたら、
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