アメリカのカリフォルニア州で離婚申請 弁護士費用支払い時の私の経済状況

私はアメリカのカリフォルニア州で離婚をしましたが、弁護士&離婚申請費用に非常に苦労しました。

 

離婚に必要な資金は1000ドル程度。

 

ですが当時の私は、本当にスッカラカンでした。

 

原因は

 

  • 元夫にクレジットカードを不正に使用された
  • 元夫が滞納していた支払い請求が私に回ってきた

 

からであり、

 

支払い不可能だったためその後に【自己破産】するほど悲惨でした。
 
 

 

 

離婚申請当時の私の経済状況

お金が無い

当時の私は、かなり絶望を感じていました。

 

【私の結婚した相手が詐欺師で、犯罪を犯して刑務所行き確定

なんだから、絶望的なのは当たり前。

 

と思われそうですが、違います。

 

はっきり言って、あんな悪魔のことはどうでもいい。

むしろ、なんで【シ刑】ではないのか?と訴えたいくらい。

なんの未練もない。

 

※事実、当時私と相手はまだ一緒に住んでおらず、

そのため【離婚】を決めてから2回しか会っていません。

一緒に住んでいなくて本当に良かった!と今でも思っています。

そしてもう2度と会うことはありません。

写真は全部削除。

あいつがくれるような陳腐なものは全部捨てました。

 

私が絶望を感じていたのは、

働けど働けど、

何度も何度もお金を相手に巻き上げられて、

 

いつになってもお金が無いからです。
 
 
 

 

離婚時に発覚 クレジットカードの滞納

身に覚えのない請求書

1番絶望的だったのは、

離婚しようと決意した途端に、

突然クレジットカード会社から、

 

支払いが滞納している
 

と電話がかかってきたときです。

 

調べてみたら、

勝手に私名義でクレカを作り、使用し、支払いが滞納している問題が、

1件ではなく数件出てきました。

 

相手に訴えても、

「えぇ~、マジでぇ~。ちゃんと払うからぁ~~。」

とふざけた反応。

 

まさか払うわけがない。

 

クレジットカードは支払いをしなければ利子が付いて負債がドンドン増える。

 

私名義で作られた、見覚えのない借金が何百万円。。。

当時、働いてはいましたが、返せる見込みが全くない。

 

【お金がない】という状況は、本当に精神的ダメージが大きい。
 
 

クレジット レポート Credit Report

私が知らない間に、勝手にクレジットカードを作られて使用されていた。
 
しかも相手は話が通じないモラハラ&経済DV男。
 
一体何枚作られていたのか非常に不安でした。
 
弁護士の先生に、
 
アメリカでは年に1回、3つの会社 Equifax, Experian or TransUnionが無料でクレジットヒストリーをレポートしてくれるので、それを申し込むこと
 
を勧められました。
 
 
 
 
上のページに行き、聞かれているインフォメーションを埋め、
Equifax、 Experian、 TransUnion
の中から一つ選んでレポートしてもらいます。
 
多分、どの会社を使っても答えは同じだと思います。
 
私はEquifaxにお願いしました。
 
クレジットカードの不正使用の疑いがある場合は、必ずCredit Reportすることをおススメします。
 
無料ですし、正確です。
 
クレジットカード会社から支払い催促の電話は、
 
自己破産を申請するまで【毎日続きました】。
 
 
 
 

離婚届申請直前に発覚 スマホの滞納

多額の請求書

とにかく一刻も早く離婚をしたい。

 

何とか必死に費用の1000ドルを貯めて、

 

これで離婚の申請ができる!

 

と思った矢先に、

前々から支払い滞納で止まったり再開を繰り返していた

スマホ代の請求500ドルが私のもとに。

 

アメリカでの国際結婚は、永住権取得のために面接があります。

そこでできるだけ多く

【正式に結婚している】

という証拠を提出する必要があります。

なので、共同口座をいくつか作りました。

 

そのために相手から、

結婚前に私名義のスマホの口座に、

相手を加え共同の口座にし(ファミリープランみたいなの)、

私名義だが相手が私の分も含めた金額を支払う、ということを相手から提案してきました。

 

相手から「自分が支払う」と申し出てくれましたが、

結婚して4ヶ月後くらいには、

「支払いが滞納しています。」

メールがしょっちゅう私のスマホのメールに来るように。

 

 

2016年6月に結婚

2016年9月に「詐欺罪で訴えられている」と告白される

そして、11月にはすでにスマホの支払いが滞った状態。

こんなテキストが毎月私の元に来る。

 

刑務所入所前に、相手のスマホの契約から切りましたが

(どっちにしても刑務所には持っていけない)、

支払いが滞っていた分500ドルが、ドカンッ!と私の元に到着。

 

泣きながらスマホ会社に電話。

 
「払わなくてもいいけど、スマホは使えない」

 

と言われ、せっかく貯めた弁護士費用はスマホ代として消えスッカラカンに。

 

毎回毎回、お金にだらしない人のせいで、

何もしてないこっちが大金を払う羽目になり、

 

一生懸命働いたお金が支払いに消えていく、というのは本当に辛かったです。
 

スマホの無い生活

結婚時は相手がスマホ代を滞納しまくっていたため、

決済が終わるまで

この時代にスマホのない生活を幾度と繰り返しました。

 

今更想像つきますか?

 

スマホはWiFiに繋がっていなくても使用が可能です。それは、きちんと毎月の支払いをしているから。

 

それを怠ると、WiFiと繋がっていないところでは使用不可能

 

例えば、【Google map】を使用したくてもアプリが作動しません

車社会のアメリカで、

行きたいところに行けず、

渋滞の状況も分からない。

 

【テキスト】の受信送信ができません

仕事などの連絡ができません。

 

使えて【カメラ】と【メモ】くらいではないでしょうか。

もはや、ただの時計です。

 

そしてなぜだかスマホの充電が流れ出ていくかのようになくなります

 

今では銀行やクレジットカードの管理も全てスマホでしているので、支払いを滞納されて使用不可能になるのは致命的です。

 

 

 

 

結婚後すぐに銀行口座が凍結

マイナスになった銀行口座

2016年6月に結婚。

その後8月に800ドルを貸したのをキッカケに、

私のお金を湯水の如く使いだしました。

 

詐欺師って本当にタチが悪く、お金が無いと騒ぎ出す。

 

私の銀行口座のパスワードを暴力で聞き出し、

何をどうやったのか、

私の貯金+3000ドル(私のお金ではない)

を引き出し、

私の銀行口座を3000ドルマイナスにしました。

 

本当にどうやったのか分かりません。

 

これ以降、

私は銀行に借金をしている状態。

 

銀行からも、

 

そのマイナス分を早く支払うように
 

と、最速の手紙と電話が来るように。

 

そんなこと言われても、

全部下ろされてしまったのに、

支払うなんて不可能ですよ。。。

 

銀行も支払いを済まさない限り、凍結したまま

 

※アメリカで銀行がないと、本当に生活が難しいです。日本よりもキャッシュレスがずっと前から進んでいる国ですから。

 

1度、中国系の銀行だったら新しい口座が開けられるかも!

と思ってトライしましたが、

口座開設にはバックグラウンドを調べられるので、

「今のあなたの状況ではここで口座を開けることはできない。全てをクリアにしてからまた来て」

と追い出されました。

 

結局、支払いはできず、

アメリカへ渡米してから使用していた銀行口座は、

銀行によって意図的に閉鎖されてしまいました。

(借金は残っている)

 

銀行口座がない生活

口座がない生活は本当にキツかったです。

 

家賃、公共料金、色々なものをチェック(小切手)で支払い&口座引き落とし。

 

私は結婚していましたが、

一緒に住むことがないまま離婚となりました。

 

本当に一緒に住んでいなくて良かったです。

 

私はずっと前から妹と一緒に住んでいました。

 

妹は事情を全て知っていたので、

支払いを全て妹の銀行口座に切り替え、

必要な時は現金を渡して妹のチェックを使わせてもらいました。

 

銀行口座が無い生活の中でも、いちばん厄介だったのは、お給料のチェックです。

 

アメリカではお給料を銀行振込ではなく、

チェックで貰っていました。

 

今までは貰ったチェックを、

自分の銀行口座にATMから振り込むだけでしたが、

振込先が無い。

 

妹に頼めるのか?

 

無理😣

 

チェックに書かれている名前が私の名前なので、

たとえ家族だろうと頼むことはできません

 

ではどうやってチェックを現金化するのか

 

チェックに書かれている銀行に出向いて、手数料を払って現金化します。

 

これが本当にイヤでした。

 

手数料が8ドルです。

月に2回チェックを貰うので16ドル。。。

 

そして窓口の人に必ず、

「口座がないなら、どうしてここで作らないのか?」

と聞かれます。

 

作るも作らないも、

借金があるから作れない。

そんなこと言えない。言いたくない。

 

そしてもっとイヤだったのが、

勝手に作られてしまった借金返済のために、

私はもう1つ仕事先を増やした時の出来事。

 

1つの会社のお給料は、

嫌々ながらも手数料を払えば現金化できた。

 

しかし新しいところは、

会社が使用していた銀行のセキュリティチェックが厳しく、

「チェックを現金化したいのであれば、

チェック主から今この銀行に電話してもらって」

と言われたことです。

 

どうしてそれが嫌だったかと言うと、

 

銀行口座が無いなんて、誰にも知られたくない!

 

って思っていたからです。

 

私にだってプライドはあります。

他人が聞いたら面白がって食いつくような話、

他人からバカにされるような話をわざわざ知られたくない。

 

たとえ手数料がかかっても現金化できたなら、

何事もないフリしてまた仕事に行けるのに。

 

でも、現金化しない訳には行かないし。

 

会社のオーナーに電話して、

銀行に電話をかけてもらいました。

 

案の定、後で

「銀行口座を持っていないの?」

と聞かれ、

号泣しながら事情を話し、

それ以降、

手取りを現金でもらえるようにお願いしました。

 

速急で対処してくれたオーナーには感謝していますが、

本当に他人に事情を知られるのは辛かったです。

そのことについてたまに聞かれるのが、

本当に本当にイヤでたまりませんでした。

 

 

 

 

離婚を考えているなら

私は悪い奴と結婚してしまったため、身に覚えのない借金を抱え込むことになりました。

 

最終的に自己破産までする事態にまで追い込まれました。

 

ひどく後悔しているのは、

さっさと弁護士に相談しなかったことです。

 

相手が私のお金に手を出し始めた時点で、

相手はヤバい奴だ、絶対に不幸になる

と判断できたはず。

 

なのに何故だか相手の言いなりになっていました。

 

本当にあの時の自分はバカだった

と心底思います。

 

離婚に悩んでいる人は、

初回無料相談を受け付けている弁護士はたくさんいますので、

メールでいいから一度送ってみてください。

 

私はこれを怠ったため、数万ドル失いました。

 

アメリカの法律は州によって違います。

カリフォルニア州で敏腕弁護士をお探しでしたら、

ページをスクロールして一番下にある「お問い合わせ」からメッセージをいただければ、お答えしますよ。

 

では、早く離婚して、

もう一度人生を楽しみましょう🍀

 

 

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